県内企業の取組等
・スクールタイム・ワーカー制度(子どもが不在の時間だけ勤務)の整備
・親と子の双方に寄り添う制度の充実(ちびっこ出勤制度、子のバースデイ休暇等)
・子育てに協力する職場風土の定着
導入の経緯・経営者の思い
有資格者の女性職員が仕事をもつ50代の姑から仕事を辞めて育児に専念する様に言われ、離職したいとの相談があり、本人のキャリアを伸ばしたい希望は諦めざるを得ない状況でした。これを受けて若い世代の子育てと仕事を両立させ、キャリアを諦めないでよい社会にしていくためにも、事業所内託児施設を新設しました。また、子育てにおいて個々が抱える様々な問題に対し、個人では解決できない課題は、会社の課題と考え、対話をしながら柔軟に制度・規則を改正し、仕事と子育ての両立ができる企業の土壌を創ってきました。
取組内容
時代とともに職員の子育てや仕事に関する悩みを柔軟に対応してきた結果、以下のような取組を実施してきました
平成13年 施設内託児所「ひだまり園」開所(定員15名)
平成14年 子の看護のための休暇制度(年5日間)
平成17年 「パパプログラム」(男性の育児参加を促す)
平成18年 両立支援委員会(子育て中の職員)設立
平成19年 ちびっこ出勤制度(長期休暇や土日に一緒に出勤し、子供を家に一人にしない取組)
平成20年 子のバースデイ休暇導入
平成21年 ジョイフル休暇(3日連続有休取得)導入
平成23年 子の看護のための休暇制度を中学校就学前までに延長
令和5年 不妊治療休暇を新設
令和6年 「ペアレント・サポート・プラン」の導入(労使で作成するための計画書)
「スクールタイム・ワーカー」の導入(登園・登校中の時間帯で働く新しい働き方)
令和7年 子育てサロンの立ち上げ
子育てサロン「ゆいまーる)
施設内託児所「ひだまり園)卒園式
ちびっこ出勤

取組の効果
・託児所開設後の離職率16%→6.1%に減少
・育児休業取得率、育児休業復帰率ともに100%を維持
・子育て中の職員28名の内、スクールタイム・ワーカー2名、短時間勤務5名、土日夜勤免除2名、フレックス勤務2名、ちびっこ出勤5名が利用するなど柔軟な働き方ができた。
安心して働ける環境の中で、離職率が減少し、経験とキャリアを積み、やりがいと誇りを持った専門職が多く育ち、その結果、利用者や家族へのサービスの質が期待以上に向上している。
今後取り組みたいこと
核家族化が進む中、子育ての協力者が得られない状況が見えるため、職員との対話を通じて個々に感じる子育ての悩みを一緒に解決できるよう、個別支援プラン「ペアレント・サポート・プラン」を労使で作成・充実させ、不安なく子育てもキャリアも継続できようにしたい。また、子育て世代の互いの悩みや意見を交換する場として、子育てサロン「ゆいまーる」を立ち上げたので、より良い関係づくりを通して子育てしやすい職場にしたい。
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審査員コメント
・働きやすい制度を作るだけでなく、親と子に寄り添った制度を整えている。
・ちびっこ出勤制度や、子のバーズデイ休暇等は子どもにとっても良い制度である。
・子育てに理解のある職場風土により、これから育児をする世代も働きやすく、好循環につながっている。