県内企業の取組等

◯多様な価値観を大切にする働き方を実現(短時間正職員、子連れ出勤等)
◯子育て中のパパ・ママに施設の一部を「おもちゃ図書館」として開放
取組内容
[子育て応援宣言 ]
○地域ぐるみで子どもたちの安全を守る活動(津山っ子かけこみ110番)をします。
○子どもの成長に合わせるなどライフステージに合った働き方が選択できる仕組みを整えます。
○産休・育休から復帰しやすい社内環境を整えます。
○地域の子育てをしているパパ、ママの交流の場を作ります。(おもちゃ図書館)
[ダイバシティ&インクルージョン ~たった一人の課題を法人のシステムへ~]
ライフステージによって変遷する多様な価値観を大切にする働き方の実現を目指して、自分の「ハタラク」は自分でつくる。をキャチコピーとして、以下の取り組みを実施しています。
① 自分で選べる勤務形態(選択可能な働き方)
自分で働く時間帯、日数を決めることができ、随時変更が可能です。また、正職員からパート職員への変更による待遇差を解消しました。
パート職員もステップアップのための研修等を受講することができ、短時間正職員をリーダーに登用する等、働き方によるキャリアの停滞や後戻りを解消する取り組みを進めています。
② 小学校を卒業するまで子育てを理由とした短時間正職員制度があります。
習い事やスポーツなど子どものやりたいことを応援したい職員のリクエストから生まれた制度です。
時短正職員制度は現在5名が利用しており、そのうち2名がユニットリーダーとして、また、その他の時短正職員も経験を活かして実習生や新任者、外国人労働者の育成・指導にあたるなどの活躍をしています。
③ 子どもスタッフ(子連れ出勤)
夏休みなどの長期休暇や必要時に子どもと一緒に出勤し、施設の中で安心して過ごせる場を確保しています。
高寿園の子どもたちは、宿題やゲーム、職員の手伝いなど思い思いに過ごしています。




[介護リフト、ICT機器の導入により業務全般の標準化・効率化を推進しています。]
介護リフトを活用した「持ち上げない抱えない介護」により、マタニティ期のみならず職員全体の身体的・精神的負担の軽減を実現しました。
ICT機器を導入して入居者の睡眠状況やバイタルを可視化。音声入力による記録時間の削減など業務負担の軽減に取り組んでいます。
テレワークの導入により、コロナウイルス感染症による待機期間等でもサービス提供に関わる多職種協働のための会議、経理・人事的事務等が滞りなく遂行でき、精神的ストレスの緩和につながっています。


[復職支援プログラムと復職支援担当者]
復職支援担当者を置き、復職プログラムを基本に、個別の理解や進捗に合わせて柔軟に、入居者の状態把握、事故や感染症対策等、入居者と施設の現状を理解してから配属元に復帰できる支援を行っています。
小さなことから相談でき、職員間のコミュニケーションの調整もサポートがあるので不安なく復帰しやすいと評価を得ています。
[育休中の帰園日]
育休中の事務手続き等で1カ月に1回程度職場を訪れる「帰園日」は、多くの職員や入居者が子どもの成長を見て喜びを共にし、休職中の職員の帰属意識や安心感を高める取り組みです。

[my助産師 ~専属助産師の個別サポート~]
マタニティ期から満1歳まで、専属の助産師の個別相談が受けられます。
法人が提携する助産師から、初回面談、産前・産後各2回の個別面談と、期間を通じて公式LINEを利用した随時の相談が受けられます。
妊娠や子育ての小さな疑問や心配事など、専属の助産師なので一貫したサポートが可能。
妊娠中の就業や育休からの復帰についても、職場のフォローが必要なこと等は助産師さん社会福祉士さんが仲立ちしてくれるので安心です。
[つやまっ子かけこみ110番]
夏の暑い日の休憩や雨宿りなど、気軽に立ち寄ることのできる場所になっています。
[おもちゃ図書館の開館]
コロナ禍で安心して遊べる場所がなくなり、孤立や閉じこもりが懸念される乳幼児期の子育てパパママやグループに、施設の小ホールを完全貸し切りのおもちゃ図書館として開放しています。
おもちゃや絵本、床などは利用の皆さんのタイミングで消毒できるよう衛生用品等の準備をしているので、少人数のグループやファミリーで安心・安全にのびのびと遊んだりランチを楽しまれています。


[地域の子育て支援団体との共催事業]
地域の子育て団体と共催で、マタニティ期から子育てに関するレクチャー、マタニティ&産後ヨガなどの妊産婦さんのサポート、アートや音楽等のイベント、無料の子ども服リサイクル等を開催しています。
これらの取り組みには助産師さんが参加されていて、打ち解けた雰囲気の中で多様な相談をお受けしています。
合わせて感染予防に留意しながら食事と会話を楽しむ機会を設定するなど、コロナ禍で孤立しがちな子育て両親等の交流の場となっています。


[夏休み課題応援]
夏休み等の長期休暇中は、近隣小学校の教諭がボランティアで課題応援や学習支援を行い、小学校低学年から中学生までの子どもたちが少人数ならではの落ち着いた環境の中でじっくりと学習に向き合い、また多年齢でのレクリエーションなど交流を楽しめる場となっています。

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