県内企業の取組等
“数値で見る” 働きやすい職場環境
女性の育児休業取得率:
100%
男性の育児休業取得率:
100%
テレワーク制度等の対象となる就業者の割合:
100%
女性管理職の割合:
40.0 %
(役員2名含む)
導入の経緯・経営者の思い
身体的な健康も、子育てや介護といったライフイベントと仕事の両立も、長く働くためには必要な要素です。しかし、当社は健康診断の結果が悪い社員が多く、健康を意識しながら働ける仕組みを作り、会社として支援したいと考えました。また、離職せずに働き続けられる環境づくりも課題でした。
【取組時の目標】
●男女ともに育休取得率
100%をキープ
●有給休暇取得率の向上
60%以上
●時間外労働の削減
20時間以内
【会社独自の取組制度】
・同好会活動によるコミュニケーションの活性化
・屋内全面禁煙宣言および禁煙助成制度の導入
・在宅ワークOK
取組内容
[短時間正社員制度 [取組導入の目的]採用の幅、働き方の幅を広げる]
産休・育休から復帰後の短時間勤務とは別の制度。対象や時期の制限なく、誰でも利用することができます。労働時間分の給与にはなりますが、例えば「健康のために働く時間を調整したい」「プライベートの時間を確保したい」などの理由でも利用可能です。また、当社は20~30代の社員が多く「若手世代に産休・育休取得後も安心して長く勤めてもらいたい」という思いがあります。そのため「子どもが小学校に入学した後も育児の時間を十分に取りたい」といった場合にも利用してもらえます。現状は制度を知らない社員が多いので、さらなる社内周知を行っていきます。
[健康増進手当の支給 [取組導入の目的]社員の健康増進]
残業時間や有給休暇取得率など、会社で定めた8項目のクリア数に応じて一時金を支給する仕組みです。「社員には健康で長く働いてほしい」という会社の思いがありますが、健康診断の結果が悪い社員が多く、数値改善を支援する必要があったため、導入しました。項目の1つに、会社が設定した「健康企画に参加する」というものがあります。例えば「法人契約しているフィットネスジムに月2回以上行く」「自己負担100円で購入できるヘルシー弁当を月8回以上食べる」「月間歩数15万歩以上」などの中から、自分で企画を選んで挑戦可能です。

取組の効果
【両立できる風土の醸成】
育休制度が整ってからは男女ともに取得率、復帰率が100%の当社。短時間正社員制度の利用実績はまだありませんが、従来の短時間勤務に加えてこの制度が導入されたことにより、以前より育児と仕事を両立しやすい職場環境が整いました。特に、子育て世代の社員にとっては、長く働き続けられる環境になっています。
【健康管理の促進・生産性の向上】
健康増進手当の制度を導入したことで、会社全体として健康管理に対する関心が高まりました。法人契約のジムを利用する社員同士の、部署を超えたコミュニケーション促進にも役立っています。また、禁煙助成制度を利用して禁煙に成功した社員もいます。「喫煙所へ行く時間がなくなった」という声もあり、生産性が向上しています。
関連リンク
カテゴリ
関連事例
【男性育休支援】従業員の働きやすさのために男性育休取得を推進
会社名:備商株式会社
業種 :
【男性育休支援】管理職が制度を理解することで育休の心理的ハードルが低下
会社名:瀬戸内部品株式会社 岡山工場
業種 :
【男性育休支援】休業・休暇制度と育児情報の社内共有で子育てを応援
会社名:株式会社三社電機製作所
業種 :
【男性育休支援】働きやすい職場づくりで運送業界の社会的地位向上
会社名:株式会社アスカートホールディングス(井倉運輸グループ)
業種 :
【男性育休支援】職員研修を実施し、育休は権利であることを周知
会社名:社会福祉法人弘徳学園
業種 :
「衆知を集めた全員経営」の浸透に徹底注力
会社名:岡山スイキュウ株式会社
業種 :運輸業・郵便業
動画の活用により作業手順の伝達を効率化
会社名:株式会社 仁科百貨店
業種 :卸売業・小売業
勤務体制の整備とテレワーク導入で離職率が低下
会社名:株式会社カイタックホールディングス
業種 :卸売業・小売業