県内企業の取組等
“数値で見る” 働きやすい職場環境
年間休日:
100日
有給休暇取得率:
100%
管理職の女性比率:
40%
子どもの行事・地域の行事参加のための休日取得申請:
100%
導入の経緯・経営者の思い
仕事の効率化や生産性の向上を目指すには、より良い職場の雰囲気作りが必要だと考えていました。住宅設備などのカタログの多くがデジタル化されたことも、事務所を整理し、働きやすい職場へ転換するきっかけとなりました。また、社員のワーク・ライフ・バランスの向上も大切だという思いから、年間休日を増やし、全員が平等に休める体制を整えました。
【取組時の目標】
●年間休日 2024年度 100日
【会社独自の取組制度】
・ミーティングブースの配置
・スタッフ全員の Thankyouカードポケットの設置
・全体朝礼を通じた部署間の情報共有
・社長からスタッフへの誕生日プレゼント贈答
・研修旅行や社内レクリエーションの実施
・従業員の健康診断の実施
取組内容
[コミュニケーションを取りやすい空間づくり [取組導入の目的]風通しの良い社風の醸成]
業務のDX化が進む中で、従業員数が少ない当社では、アナログ的なコミュニケーションの大切さを実感するようになりました。そこで、声を掛け合いやすい環境を作るべく、事務所を整理しました。机上のブックスタンドを撤去し、これまで山積みになっていたカタログや資料を別に確保した収納スペースに移動。机の上は、パソコンと筆記用具だけにするよう徹底し、お互いの顔が見えるようにしました。物理的にすっきりして、事務所が明るくなったのはもちろん、何気ない会話が増え、業務や人間関係も風通し良く、明るい雰囲気につながっています。
[年間休日の増加・シフトの共有 [取組導入の目的]ワーク・ライフ・バランスの充実]
イベント集客型の事業のため、土・日曜の出社が多く、これまでは各自が振替休日を取っていましたが、部署や業務内容により取得率に差があり、公平ではない状況でした。求人での面接でも休日についての関心が高かったことから、年間休日の確保を進め、100日に増やしました。また、社員のシフトを視覚化したことも、休みを取得しやすい雰囲気につながっています。全員のシフトを共有スペースに貼っておくことで、子どもの行事や急な発熱などの際にも調整して休みやすいようにしています。なお、子どもの送迎で忙しい朝は、遅刻や休みについてSNSアプリで連絡することも可能です。

取組の効果
【コミュニケーションの向上】
社員の机の上の物がなくなったことで、他の人が今何をしているのか把握しやすくなりました 。お互いの困りごとなどに気付きやすく、後輩にアドバイスしたり、トラブルを未然に防げたりすることができています。また、机の上を広く使えるので、簡単なミーティングや会議をその場で行えるようになりました。
【仕事と家庭を両立できる社風に】
パ―トから社員まで、子育て世代の従業員が多いため、子どもの病気や行事で休みを取得するケースが起こりやすいです。あらかじめ全体のシフトを確認できるようにしておくことで、休むことに後ろめたさを感じない社風が醸成できました。“困ったときはお互い様”“困ったときはみんなで助け合う”という思いが浸透しています。
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