県内企業の取組等
【事例集2025】オーエヌ工業株式会社
“数値で見る” 働きやすい職場環境
年間休日:
128日
有給休暇取得率:
73.8%
男性の育児休業取得率:
100%
女性の育児休業取得率・復帰率:
100%
女性管理職の割合:
12.8%
月平均残業時間:
6.5時間
導入の経緯・経営者の思い
2024年に創業60年を迎えた当社は、「誰もが働きやすい職場の環境づくりを目指す」という思いを受け継いでいます。常に現状に満足せず、どうすればより良くなるかを考え、環境を少しずつアップデートしてきました。また、若い世代や新卒社員、女性社員が増加したことから、結婚や出産、子育てといったライフステージを迎える社員を会社として支え、安心して長く働ける環境を整えたいという思いが強くなりました。環境を整備することで、社員の成長やモチベーション向上、生産性や組織力の強化にもつながると考えています。
【取組時の目標】
●離職率の低下 3%以下
●健康診断結果後のサポート 再受診率:50%以上
【会社独自の取組制度】
・出産付添休暇(有給扱い)
・男性育児奨励休暇(有給扱い)
・子の看護等休暇(有給扱い)
・入学祝金制度
・健康診断再検査当日の特別有給休暇付与、費用の一部負担
取組内容
[安心して子育てと仕事を両立できる職場づくり]
【取組の目的】
子育て期の不安を減らし、継続して働ける環境整備
【取組内容】
男性の育児休業は、「産後パパ育休」に加え、会社独自の「男性育児奨励休暇」を設けて有給扱いにしています。産後パパ育休28日と男性育児奨励休暇20日(土日除く)を組み合わせて取得できる仕組みとし、出産直後から育児に関わりやすい環境を整えました。
また、配偶者の出産時に取得できる「出産付添休暇」や、子どもが中学校就学前まで取得可能な「子の看護等休暇」を導入。さらに、子どもの学校入学時には、進学段階に応じた「入学祝金制度」を設けるなど、子育て世代を支える制度の充実を図っています。
[健康に気を付けながら働ける職場へ]
【取組の目的】
心身ともに無理なく働き続けられる制度を整備
【取組内容】
健康経営の一環として、社員が必要な検査や治療を無理なく受けられる環境づくりに取り組んでいます。健康診断で要精密検査と診断された場合、再検査当日に特別有給休暇を付与するとともに、再検査にかかる費用の一部を会社が負担する制度を整えました。
仕事を理由に受診をためらうことがないように、制度面から後押ししています。また、病気の治療と仕事が両立できるよう、短期的な疾病に加え、長期的な治療が必要な持病や、定期的な通院・治療を要する疾病にも対応した休暇制度を設けました。一人ひとりの状況に配慮できる環境の整備を進めています。

取組の効果
【育児を支え合う職場風土の定着】
育児休業に対する管理職や従業員の意識が変化し、会社全体で育児休業の取得が当たり前のものとして定着しました。また、子の看護等休暇については、従業員への聞き取り調査を踏まえ、2011年には子どもが中学校に就学する前まで取得可能とする内容に変更しました。制度は「使われてこそ意味がある」という考えのもとで整備。現在は男性社員の利用も進み、誰もが使いやすい制度として定着しています。お互いにカバーし合える環境があるからこそ、安心して制度を活用できています。
【健康意識の向上や治療との両立】
健康診断で要精密検査と診断された場合に、再検査を受けやすい制度を整えたことで、再受診率が向上してきました。再検査当日に特別有給休暇を付与し、費用の一部を会社が負担するので、仕事を理由に受診をためらうことが少なくなり、必要な検査を早期に受ける意識が高まっています。また、社員が無理をせず治療に向き合える環境も広がってきました。社員一人ひとりの健康に対する意識が高まり、安心して働き続けられる職場づくりにつながっていると感じています。
【”数値で見る”取組の成果】
・男女育休取得率 72% ⇒ 100%
・離職率 3.6% ⇒ 3%
・有給休暇取得率 69% ⇒ 73.8%
・男性育児奨励休暇平均取得日数 6.5日 ⇒ 14.4日
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